FILIPINO Migrants' NIGHT ①
KUSINANG PINOY クシーナン・ピノイ
~シニガンスープと在日フィリピン人移住史~
東南アジアの料理は、日本に住む私たちにとってとても身近な料理です。しかし、フィリピン料理と聞いてあなたは何を思い浮かべますか?日本には現在28万人のフィリピン国籍の方がいるにもかかわらず、他の東南アジアの料理とくらべて、街ではフィリピン料理レストランを見かけることはあまりありません。それはなぜでしょうか。
このイベントでは、フィリピン移住者グループ・KAFIN Migrant Center の長瀬アガリンさんに、フィリピンから日本に移民に来る背景やDV被害にあった女性たちの支援活動などについてお話しいただき、KAFINメンバーの方にシニガンスープの作り方を教わります。シニガンスープの文化的背景については、永田貴聖さんの解説があります。
クシーナン・ピノイとは、タガログ語で「フィリピンのキッチン」という意味です。在日フィリピン人の移住史を紐解きながら、一緒にシニガンスープの作り方を学びましょう!
※シニガンスープをつくっている動画をみなさんと一緒にみます。
KAFIN Migrant Center の活動
開催概要
日時 |
2021年11月6日(土)19:00~20:30 *イベントは終了いたしました* |
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場所 |
オンライン配信のみ |
講師 |
長瀬アガリンさん(KAFIN Migrant Center 代表)、永田貴聖さん(宮城学院女子大学教員) |
定員 |
30名(状況に応じて定員を引き上げる場合もあります) |
参加費 |
1000円、学生500円
※オンライン決済(クレジットカード)もしくは口座振り込みが可能です。詳しい支払い方法は、お申込フォームを送っていただいた後にメールでお知らせします。 |
申込方法 |
以下「お申込みはこちら」よりフォームをお送りください。 |
申込締切 |
2021年11月6日(土)正午
※口座振込ご希望の方は、4日(木)までに申込と振込みをお願いいたします。 |
講師紹介
長瀬 アガリン(ながせ あがりん) さん
Agalyn is one of the original founders of KAFIN way back in 1998 and currently the Executive Director of KAFIN Migrant Center. She is also a community organizer in the Philippines before she married and went to Japan. She always believed that women and children’s rights are commonly misplaced and neglected by state laws. It is in this understanding that she pursued the path of community organizing and empowerment of women and their families.
1998年にカフィン移住者センターをつくった初期メンバーの内の一人で、現在代表を務める。結婚し来日する前は、フィリピンでコミュニティオーガナイザーを務めていた。アガリンは、子どもと女性の権利は常に国の法律によって軽視されているということを信念に、コミュニティの団結と女性とその家族のエンパワーメントへの道を追い求めている。
永田 貴聖(ながた あつまさ) さん
宮城学院女子大学教員、専門は文化人類学・移民研究。1974年生まれ、大阪府出身。京都市に約20年居住。現在、宮城県仙台市在住。日本/韓国在住のフィリピン人移民の社会関係について研究。永田自身は韓国をルーツとするコリア系日本人。猫の飼育とプロ野球観戦が趣味。最近の著作は2020年6月「2つのトランスナショナル―フィリピン人移民研究からの視点」『移民研究年報』26号、日本移民学会編(明石書店刊行)。
関連イベント
対応するまなび舎と活動舎
まなび舎 | STUDY HALL |
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活動舎 |
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