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市民参加で作るくらしのしくみ~韓国の人々に学ぶスタディ-ツアー2018

「ハンギョレ21」(5/4)より

2016年、韓国ソウルでは連日のように何十万人の市民がろうそくを手に集まり、市民一人一人の声と行動が腐敗した政権を交代させました。そして今、市民運動の大きなうねりの中から誕生した文在寅政権の下で、韓国はさらに大きく変わろうとしています。
韓国の人々のくらしを自ら作りだしていこうとするエネルギーや考え方はどこから来るのでしょうか?それぞれの課題にどのように向き合っているのでしょうか?
このスタディーツアーでは、日本でも共通の課題となっているテーマの現場を訪ね、先進的な実践の様子と工夫を学びたいと思います。

4/27の歴史的な南北会談を契機に、南北を取り巻く世界情勢が劇的に変化しています。そのため急きょ「韓国から見た南北統一とは」をテーマに講義を設定しました。開催日となる8月までの最新の情勢をふまえて、韓国からのメッセージを聞きます。

プログラム紹介

*3つのテーマに沿って、いくつかの現場を訪問するとともに、「朝鮮半島情勢について」の講義、仁川歴史散策を行います。(※諸事情により日程が変更になることがあります。)



青年ハブ「青年学校」の様子‐青年ハブの公式ホームページより

①韓国の若者はいま

2011年に誕生したリベラル派の朴元淳ソウル市長は、国政に先立って「青年手当」「ニューディール職場」「青年議会」などユニークな若者政策を展開しています。
★青年ハブ:ソウル市の中間組織。青年活動の支援、青年の能力開発と人材育成のための教育、雇用促進のための革新的ビジネスなどを行う団体。https://youthhub.kr/
★ミンダルペンイ・ユニオン:若者の住宅問題の向上と政策提言を目的に大学生を中心に設立した住宅協同組合。同時に自らシェアハウスを所有する仕組みを作り、運営しています。シェアハウスを訪ね、韓国の若者世代の住環境の深刻さとユニークな取り組みについて聞きます。http://minsnailunion.tistory.com/
★ソウル青年ユニオン:韓国で初めての世代別労働組合。ブラック企業の実態調査や青年の雇用安定と労働権保障のための活動を行っています。http://youthunion.kr/



歩きたくなる町 「ソンミサンマウル」の地図‐「ソンミサンマウル」フェイスブックより

②住民主導のまちづくりとは

経済発展と都市化の代償としてコミュニティの崩壊が社会問題化しているのは世界的な課題です。住民主導で次々と事業を展開し「ソウルで一番住みたいまち」といわれるコミュニティを訪問します。
★ソンミサンマウル:「子どもは自分たちで育てる」を実現するために韓国で初めての共同育児施設を設立。以降、生協、学校、食堂、信用金庫、ラジオ局などを誕生させ、コミュニティ自体が運営しています。「必要なものは自分たちで作る」文化はどのように形成されたのか?その実践からコミュニティ再生のヒントを学びます。



「安山外国人住民センター」前には各国の方向を示す指示票が立っている

③多文化共生のまちを訪ねて

日本と比べ、韓国の多文化共生への取り組みは先進的です。外国人が多く集住し、韓国の中でもモデルとなっている安山市の機関を訪ね、韓国の多文化状況と共生への具体的な施策について聞きます。
★安山市多文化住民センター:国に先んじて自治体で初めて設置した外国人支援専門担当部が2008年に「外国人住民センター」となる。通訳相談サポート、無料診療、多文化図書館、外貨送金センター、文化の家の施設があり、毎月約2万人、1日約600人前後が利用しています。http://global.iansan.net/
★安山市多文化家族支援センター:多文化家族が韓国社会で安定して暮らすことができるよう、家族・性的平等・人権に関するプログラム、韓国語教育、相談、結婚移民者のための通訳・翻訳サービスなどを提供しています。
https://www.liveinkorea.kr/portal/JPN/main/main.do
 

講義「韓国から見た南北統一とは~最新朝鮮半島情勢」

「ハンギョレ」(4/28)5面より

 
4/27の歴史的な南北会談を契機に、南北を取り巻く世界情勢が劇的に変化しています。アメリカ、中国、ロシア、日本の思惑の中に合って、韓国の人々はどのように和解へのプロセスを打ち立て、世界に平和へのメッセージを伝えようとしているのでしょうか?
歴史の転換点の現場である韓国で、韓国の人々の切実なメッセージに耳を傾けたいと思います。
 
講師:李起豪(イ・ギホ)さん(韓信大学・平和と公共性センター長)

<作家 戸田郁子さんと歩く~仁川歴史散策>



日本式木造住宅が立ち並ぶ旧日本町、仁川の「官洞」

鎖国政策を執っていた朝鮮王朝は、度重なる外圧により、釜山・元山・仁川の三つの港を開きました。1883年に開港した仁川には、列強の「租界」が設けられ、近代建築や当時の痕跡がたくさん残っています。今では「近代歴史・文化タウン&チャイナタウン」としてまちおこしがされていますが、一方で日本家屋が多く点在し、日本の植民地時代の日本町として栄えた歴史を窺わせます。
 仁川在住の作家戸田郁子さんとともにチャイナタウン、旧外人租界、日本租界などを歩きながら、仁川の歴史や日本の植民地支配について考えます。

講師紹介

戸田郁子さん(とだ いくこ)

韓国在住の作家、図書出版土香(トヒャン)、仁川官洞ギャラリー経営。愛知県豊橋市生まれ。早稲田奉仕園で韓国語を学び、1983年より韓国に留学、韓国近代史を学ぶ。韓国人写真家と結婚し、家族で中国に8年間暮らす。著作に『中国朝鮮族を生きる 旧満洲の記憶』『ハングルの愉快な迷宮』『悩ましくて愛しいハングル』『悩ましくて愛しいソウル大家族』などがある。仁川官洞ギャラリー http://www.gwandong.co.kr/
図書出版土香 http://www.tohyang.co.kr/

開催概要

*このスタディーツアーは現地集合・現地解散のツアーです。旅行日程は1日目の宿泊施設の集合地点から始まり、6日目の朝食後に解散し終了します。
*添乗員は同行しません。早稲田奉仕園スタッフおよび通訳が現地係員として同行します。

日時 

2018年8月19日(日)~24日(金)

*詳しくは下のスケジュール参照

旅行代金

88,000円(現地集合・現地解散)

*一人部屋をご希望の場合は17500円が追加になります。

旅行代金に含まれるもの

宿泊料金(5泊、21室利用)、利用運送機関の運賃、

夕食1回、朝食5回、昼食4

旅行代金に含まれないもの

日本から韓国までの往復航空券代金、夕食代4回、自由行動時の経費、

海外旅行保険料(*AIGの海外旅行保険(セットプラン)加入が参加の条件になっています)

利用宿泊施設

現代レジデンス(韓国ソウル・中区)または同等クラス

定員

20名(最少催行人員15名)

申込締切

2018年6月30日(土)

ツアー呼びかけ

公益財団法人早稲田奉仕園  program@hoshien.or.jp 

169-8616 東京都新宿区西早稲田2-3-1 tel.03-3205-5403

旅行企画実施

エアーワールド株式会社

大阪市中央区内本町2−2-14−207

観光庁長官登録旅行業961号/日本旅行業協会(JATA)会員

問い合せ申込み

株式会社マイチケット info@myticket.jp

エアーワールド㈱代理店

日本旅行業協会(JATA)協力会員/兵庫県知事登録旅行代理店業第142号総合旅行業取扱管理者:山田和生

事前学習会

7/20(金)19:0020:30「韓国キャンドル革命はどのように起こったのか」 

講師:李泳采(イ・ヨンチェ)さん(恵泉女学園大学)

STUDY HALL vol.24として開催。(別途参加費が必要です)

オリエンテーション

7/28(土)14:0015:30

*場所:早稲田奉仕園

*スタディツアー参加希望の方は事前学習会とオリエンテーションに必ずご参加ください。