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僕たちは友だちなんだ―幸せなら手をたたこう 誕生秘話シンポジウム

 

★講演要約を英訳のプリントで配布します

A printed summary of the lecture in English translation will be distributed.

 今年「幸せなら手をたたこう 誕生物語」(西岡由香著、木村利人監修)がいのちのことば社から出版されました。木村利人さんは早稲田奉仕園学生会OBで、世界中で愛される「幸せなら手をたたこう」の作詞をされました。この詞は学生時代に行ったフィリピンでの経験から作られています。
 木村利人さんは「幸せなら手をたたこうが奉仕園から生まれたことを伝えたい」と言われており、このタイミングで木村利人さん(早稲田大学名誉教授)、西岡由香さん(漫画家)、伊藤千尋さん(国際ジャーナリスト)をお迎えしシンポジウムを開催します。司会には木村さん、西岡さんとも関係の深い植村隆さん(ジャーナリスト)が務め「幸せなら手をたたこう」に込めた平和への思い、鼎談形式でこれからの平和を考えるフォーラムを開催します。
 皆さんと一緒に平和の意味を考える会です。どなたでもお越しください。
 
共催:いのちのことば社、東京YMCA、日本聖書協会、キリスト新聞社、イエズス会社会司牧センター、恵泉女学園大学
協賛:ピースボート

開催概要

日時

2024年4月6日(土) 14:00-16:30

14:00-14:05 開会のことば
14:05-14:45 木村利人による講演「幸せなら手をたたこうに込めた思い」
14:50-15:40 木村利人、西岡由香、伊藤千尋の鼎談(植村隆司会)
15:40-15:50 休憩(10分)
15:50-16:30 質疑応答、みんなで歌おう「幸せなら手をたたこう」
16:30-16:35 閉会のことば
※スケジュールは変更になることがあります。ご了承ください
※当日、講演内容の要約(英訳)必要な方に配布いたします

場所

早稲田奉仕園スコットホール講堂

登壇者

木村利人さん(早稲田大学名誉教授)

伊藤千尋さん(国際ジャーナリスト)

西岡由香さん(漫画家)

植村隆さん(ジャーナリスト)

定員

150名

参加費

無料(要予約)

申込方法

以下「お申込みはこちら」よりフォームをお送りいただくか、「お問い合わせはこちら」または、電話にてお申込みください。

申込締切

2024年4月4日(木) ※定員に達し次第、終了いたします

講師紹介

木村 利人(きむら りひと) さん

早稲田大学名誉教授。
1934 年東京生まれ。博士(人間科学)。早稲田大学法学部・大学院博士課程修了。
1965年以降タイ、ベトナム、スイス、アメリカなどで研究と教育に従事。
早稲田大学人間科学部教授(1987−2004)。恵泉女学園大学学長(2006−2012)日本生命倫理学会会長、厚生省厚生科学審議会委員、東京都病院倫理委員会委員長など歴任。
1959年フィリピンでのワークキャンプ参加時に「幸せなら手をたたこう」を作詞。

伊藤 千尋(いとう ちひろ) さん

1949年、山口県生まれ、東大法学部卒。学生時代にキューバでサトウキビ刈り国際ボランティア、東大「ジプシー」調査探検隊長として東欧を調査。74年、朝日新聞に入社しサンパウロ支局長(中南米特派員)、バルセロナ支局長(欧州特派員)、ロサンゼルス支局長(米州特派員)を歴任した。2014年に退職し、フリーの国際ジャーナリスト。「九条の会」世話人。NGO「コスタリカ平和の会」共同代表。これまで世界82カ国を現
地取材し、理不尽な世界を変えようと勇気を出して闘う人々、困難な中で懸命に生きる人々などを著書で紹介した。講演でも熱く語っている。
主著に『コスタリカ~「純粋な人生」と言いあう平和・環境・人権の先進国』(高文研)、『非戦の誓い~「憲法9条の碑」を歩く』(あけび書房)、『心の歌よ!』Ⅰ~Ⅲ、『凛としたアジア』(以上、新日本出版社)、『燃える中南米』(岩波新書)など。

西岡 由香(にしおか ゆか) さん

1965年長崎市生まれ。漫画家。1999年「ピースボート」地球一周の旅を
きっかけに平和活動を始める。2003年、パレスチナで難民キャンプ支援
活動に参加。2000年~2014年まで、長崎市平和宣言文起草委員をつとめる。
2008年、長崎原爆をテーマとした漫画『夏の残像 ナガサキの八月九日』
(凱風社)を発表。2015年、『被爆マリアの祈り―漫画で読む三人の被爆証言』で平和・協同ジャーナリスト基金賞特別賞を受賞。現在も原爆や歴史をテーマにした漫画や紙芝居の執筆に取り組んでいる。著書『愛のひと
ド・ロ神父の生涯』(2009年長崎文献社)、『愛のまち 漫画で読む長崎
キリシタン史』(2017年 長崎文献社)など。2007年から『週刊金曜日』で
4コマ漫画「さらん日記」を連載中。

植村 隆(うえむら たかし) さん

1958年高知県生まれ。早稲田大学政経学部政治学科卒。1982年朝日新聞入社。大阪社会部記者、テヘラン特派員、ソウル特派員、外報部次長、中国総局(北京)などを経て、2014年3月早期退職。外報部次長時代に取材班デスクをつとめた連載『テロリストの軌跡 アタを追う』が2002年度新聞協会賞を受賞。取材メンバーだった連載『新聞と戦争』が2008年度石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞受賞。
元韓国カトリック大学客員教授(2016年3月~2021年2月)。2018年9月から(株)金曜日代表取締役社長(発行人)。2018年(韓国)金容根民族教育賞受賞、2019年(韓国)李泳禧賞受賞
早大生時代に早稲田奉仕園友愛学舎で生活し、委員長を経験。

   

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