トップ > まなび舎 > Study Hall > Study Hall vol.26

「多文化共生のまちを歩く~川口市芝園団地」

 

 
 
共催:マイノリティ宣教センター

埼玉県川口市の芝園団地は4,500人の住民のうち半数以上の2,600人が外国人であり、その大半は中国人です。高齢化していく日本人住民と、急増する中国人住民との間の摩擦で、かつては団地内に静かな緊張感が漂うこともあったといいます。そうした中で団地自治会は、通訳の常駐のための働きかけや中国語SNSの活用、交流イベントの開催など、学生ボランティア団体「芝園かけはしプロジェクト」と連携しながら、共生への取り組みを模索しています。その活動は、日本各地のコミュニティが直面する課題に新たなモデルを提示したとして評価され、2017年度「国際交流基金地球市民賞」を受賞するなど、多方面から注目されています。芝園団地を訪ね、外国人住民の方からのお話も伺いながら、具体的な活動の様子や課題などを聞きます。

 

芝園団地の最大のイベント夏祭りのやぐらづくりで協力する、日本人住民の高齢者と若い外国人住民


イベントの集合写真


交流イベントの太極拳で一緒に汗を流す、日本人住民と外国人住民

開催概要

日時 

2018年1215日(土)13:0015:00

場所

川口市UR都市機構芝園団地

集合

当日の13:00にJR京浜東北・根岸線 蕨(わらび)駅改札口に集合し、駅周辺の外国人集住地域を見学しながら、芝園団地に向かいます。

講師

芝園団地自治会事務局長 岡﨑広樹さん

芝園かけはしプロジェクト代表 圓山王国さん

定員

20名(状況に応じて定員を引き上げる場合もあります)

参加費

一般1000円、学生無料

※参加費は当日現金にて頂戴いたします。事前のお振込みは不要です。

申込方法

以下「お申込みはこちら」よりフォームをお送りいただくか、

メール、電話にてお申込みください。

申込締切

2018年12月14日(金)
お申し込み多数につき、締め切らせていただきました

講師紹介


撮影:浅野剛

岡﨑広樹 さん

1981年生まれの37歳。2014年から芝園団地に住み始めて、自治会役員として地域の実情を知る中、自治会だけでの地域づくりの限界を痛感。そこで、地元内外の組織や外部の学生ボランティア団体「芝園かけはしプロジェクト」と協力しつつ、外国人住民を交えて地域づくりを推進する「開かれた自治会構想」を実践している。現在、芝園団地自治会事務局長。
2015年 「あしたのまち・くらしづくり活動賞 総務大臣賞」、
2018年 「国際交流基金 地球市民賞」「埼玉県 埼玉グローバル賞」「日本青年会議所 人間力大賞総務大臣奨励賞」を受賞。

圓山王国 さん

1992年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程。
2015年、ボランティアグループ「芝園かけはしプロジェクト」を学生たちで立ち上げ、芝園団地で多文化共生・高齢化対策の取り組みを行う。20174月より芝園かけはしプロジェクトの代表を務める。
 
芝園かけはしプロジェクト Facebookページ
https://www.facebook.com/shibazonokakehashiproject/

対応するまなび舎と活動舎


まなび舎

STUDY HALL

活動舎