
日本語ボランティア養成講座中・上級
2020年度の日本語ボランティア養成講座中・上級の開講を見合わせます。

このワークを通して、一人では気づきにくい学習内容の問題点やポイントを話し合い、そのポイントを外さずに楽しく指導する方法を探ります。
また、学習者のニーズやレベルを具体的に把握し、それぞれのニーズやレベルに合った適切で効果的な授業内容を組み立てられるようになることを目標とします。
講座の特徴
学習者のレベルや
ニーズに添った教授法
中上級はレベルの範囲も広く、ニーズも多様化するので、その学習者のレベルやニーズに合った適切で効果的な授業内容を組み立てられるようになることを目標とします。
グループワーク
テキストの学習内容や文法項目などについて話し合い、一人では気がつきにくいポイントを外さずに楽しく指導する方法を探ります。
生教材や
視聴覚教材の利用例
新聞記事や文学作品などの生教材、テレビ番組やDVDなどの視聴覚教材を利用した総合的な学習指導の可能性を考えます。
2020年2月開講 日本語ボランティア養成講座 中・上級
期間 |
2020年2月5日~2月26日 全4回(10時間) |
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時間 |
水曜日 13:30~16:00 |
受講料 |
14,960円(税込) |
教材費 |
3,300円(税込) |
定員 |
12名程度 |
- これまで外国人に日本語を教えるボランティア活動をされてきた方、 日本語学習者への初級前半の教授法を学ばれた経験をお持ちの方が対象の講座です。
第1回(2/5) |
中上級学習者の教え方
1. ニーズの多様性に即した教材の選択
2. 中上級レベルの授業の進め方(初級授業との違い)
3. [グループワーク→発表]
初中級テキストを使って、各課の本文内容に入る前準備として、内容への動機付けになるような話題を考える |
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第2回(2/12) |
初中級
1. 初級から中級への橋渡しレベルの授業 4技能(話す・聞く・読む・書く)の向上を目指す指導
2. [グループワーク→発表]
初中級テキストから新出語彙・文法項目を拾い出し、語彙の説明の仕方・文法項目の導入+例文を考える |
第3回(2/19) |
中級
1. 初中級レベルの授業
2. 中級テキストを使って、担当課の総合的な指導案を考える
[グループワーク→発表]
①話題への動機付け ②新出語彙・文法項目の指導 ③談話への誘い
3. 楽しい速読の指導
4. 待遇表現(敬語表現を含む)の会話指導 |
第4回(2/26) |
中上級~上級
1. 中上級レベルの指導
2. [グループワーク→発表]
様々なジャンルの生教材を使って、場面・状況に即した自発的な発話を促し、会話力を高める指導
3. ビデオ教材(DVD)、聴解教材(CD)を使用した授業例
4. 異文化理解の授業 |
講師紹介:山本和子(やまもと かずこ)

1987年に青年海外協力隊員として2年間スリランカに派遣されて以来、日本、スリランカにおいて日本語教育に携わっている。1992年から3年間、神奈川県の鎌倉市、茅ケ崎市においてボランティア養成講座にも関わり、現在は防衛大学校・武蔵大学の非常勤講師。
受講生の言葉


対応するまなび舎と活動舎
まなび舎 | 日本語ボランティア養成講座 |
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活動舎 | 日本語ボランティアの会 |