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早稲田奉仕園について


hb220.jpg早稲田奉仕園は創設以来、キリスト教精神に基づき、国際的な視野に立って社会を洞察し、 他者と共に生きる人間形成の場としての働きをしています。
その歴史は1908年(明治41)米国バプテスト教会の宣教師であったH.B.ベニンホフ博士が、 早稲田大学の創始者大隈重信の依頼を受け、キリスト教主義の学生寮「友愛学舎」を開いたことに始まります。
1921年(大正10)には米国スコット夫人の寄付により「スコットホール」が完成し、 寮を含めた学生センター「早稲田奉仕園」として現在の礎を固めました。 ベニンホフがめざしたものは、人を愛し人に仕えることのできる人間、広く国際的視野に立つ青年の教育でした。
1935年(昭和10)早稲田大学と協力して国際学院を開設、国際的な相互理解に貢献しますが、 やがて戦争による苦難の時代を迎えます。しかし戦後、早稲田奉仕園の活動の意義が再認識され、 キリスト教精神による学生センターとして多彩な活動を展開するようになりました。
1970年代には財団法人となり、アジアへの視点を 先取りしたアジア語学講座やアジアセミナーなど社会人をも対象としたプログラムが組まれ、 セミナーハウス(1970年完成)を中心に広く市民にも門戸を開放し、 各種講座や研修会の会場としても利用されています。さらに1980年代に、 早稲田大学との共同事業として留学生寮(国際学舎・早稲田奉仕園会館)が相次いで完成、 エキュメニカルな国際学生センターとしての形が整えられました。2004年に100室を有する国際友愛学舎が竣工、世界各地から集う青年は毎年150名を数えます。
 早稲田奉仕園は2011年秋、内閣府より認定を受け、公益財団法人へ移行しました。これからも創設者の人間教育に対する理想と情熱を継承しつつ、時代の中での課題を自覚し、 その責任を果たすことのできる団体として活動したいと願っています。

早稲田奉仕園の歴史「新しい100年の幕開け」

早稲田奉仕園の歩み

1907年
創設者ベニンホフ(アメリカンバプテスト宣教師)来日。
1908年
築地にて早大生の英語聖書研究会「3Lクラブ」を開始、早稲田鶴巻町に早大生の寄宿舎「友愛学舎」を設立。
1911年
牛込弁天町に「友愛学舎」を新築移転。
1917年
「信交協会」(早稲田教会の前身)を 設立し、総体を『奉仕園』と名づける。
1921年
現在地に学生活動センター・スコットホールなどが完成。
1923年
関東大震災を機に活動を早稲田に集中し、名実ともに『早稲田奉仕園』と称する。このころ英会話学校開始。
1935年
早稲田大学と協力して園内に早稲田国際学院開校、日系2世や留学生のための日本語教育を行った(1945年3月まで)。
1941年
日米関係悪化のためベニンホフ帰国。
1942年
戦局悪化のため土地建物を早稲田大学に譲渡。「友愛学舎」は諏訪町の民家に移転。
1945年
終戦。1947年宣教師フリデール来日。学生活動再開。
1954年
早稲田大学より土地・建物の全面返還が実現する。学生活動再活発化。
1968年
第6代理事長・村井資長。日本キリスト教会館建設に協力し土地を部分売却。
1970年
ベニンホフ記念館を建て、「友愛学舎」移転。建物1階でセミナーハウス事業開始。
1972年
東京都より財団法人(育英奨学)認可。社会人を対象としたプログラムの開設。
1973年
アジアの語学講座開始。国際交流プログラムが活発になる。
1975年
大学生・留学生のための寮「ゲストハウス」を設置。
1985年
早稲田大学との協力事業として留学生寮「国際学舎」を開設。留学生受け入れ事業が 本格化する。
1988年
早稲田奉仕園会館完成。留学生居室のほか多目的ホールを備える。
1991年
スコットホール大規模補修工事を実施、東京都より「歴史的建造物」の選定を受ける。
1994年
英語・日本語教授法など生涯学習を目的としたプログラムを開始。
1998年
第7代理事長・奥島孝康就任。
2004年
国際友愛学舎完成。全150室を超える学生寮となる。
2008年
創立100周年を迎える。
2010年
スコットホール外壁等補修工事を実施。東京歴史まちづくりファンドの助成第1号を受ける。
2011年
早稲田スコットホールギャラリーオープン。
内閣府より認定を受け、公益財団法人へ移行する。
2014年
ベニンホフ記念館耐震補強工事を行う。

早稲田奉仕園の事業

学寮事業

早稲田奉仕園の基となったキリスト教主義の学生寮「友愛学舎」をはじめ、国内外の大学生、大学院生等150名を越える青年が生活を共にしています。国際化時代にふさわしい環境の中で、相互理解を促進する様々な教育プログラムを提供し、充実した学生生活をめざします。

活動事業

4つのカテゴリーを設け、それぞれ座学・ワークショップを中心とした「まなび舎」と「まなび舎」での学びを活かした体験・表現の場としての「活動舎」にプログラムを編成、学生・青年から社会人まで包括的な学習と活動の場を提供します。

  1. 「世界を知る」-「世界とつながる」
  2. 「ことばを学ぶ」-「ことばを生かす」
  3. 「アートを学ぶ」-「豊かに生きる」
  4. 「いのちと社会を学ぶ」-「ともに生きる」

セミナーハウス事業

貸会議室・ホール・ギャラリーを提供する「セミナーハウス」は1970年にオープン、以来学生や市民の出会いと活動の場をとして愛されてきました。様々な学習会、音楽練習やコンサート、アートの発表展示、さらにはCMやTVドラマのロケにも利用いただいています。またセミナーハウスの運営のほか、NPO等への貸事務所や賃貸駐車場も扱っています。