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『Weabak:外泊』東京上映会&キム・ミレ監督トーク

スコットホール講堂は160名の観客でいっぱい。 中には「山形国際映画祭で一度見たけど、もう一度見たくて」という方や、 「名古屋から来ました」という方もいました。

【上映中】

占拠中のお客さんがいなくなった閉店後のスーパーで歌ったり踊ったり、 大なわとびで遊んだりする楽しそうな女性たちの姿に笑いがおき、 機動隊の突入を体を張って阻止する姿を、固唾を呑んで見守って…。

【監督トーク&会場からの質問】

「彼女たちは自分たちの仕事を守るのに、何故外泊までしたのか?」という質問をよく受けます。 ひとことで言えば人としての尊厳を踏みにじられたことに怒り、そして何よりもそこに仲間がいたからです。

彼女たちは夫や子供のいる女性であったり、夫と死別して生計を立てなければならない女性だったり、 シングルマザーや独身の女性だったりと多様な女性たちでした。

でも、一人ひとりが職場の中での差別や蔑みという共通性があり、 家族という集団の中での役割から放たれたという共通性があった。

闘争の場では多様性を越える楽しさや開放感があったのだと思います。

今まで労働者闘争といえば、男性のイメージがありました。女性たちにはそれはそぐわない。 それで自分たちの闘争方法、たとえば流行歌の替え歌を闘争歌にしていたりして楽しんでいた。 実際に楽しかったから闘争が続いたのだと思います。

闘争自体は組合幹部の12名が自主的に辞職願を提出し、他の者は復職するという形で終結しました。 闘いは途中、正規雇用者中心の民主労総の闘争方針や大統領選挙、総選挙に翻弄されていきます。 それらの運動が果たして彼女たちの闘いに本当の支援になったのだろうか。 彼女たちにとって本当の助けになるものは何だったのか、考えさせられます。

会場からの質問も、次から次へと数え切れないほど。時間が足りないのが残念でした。

『外泊』はこのあと全国各地で上映活動を行います。
上映したいとお考えの方は FAV までご連絡ください。

<お問合せ>
連連影展 FAV http://www.renren-fav.org/
weabakfav@yahoo.co.jp

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